出典:『紋様学のパイオニア』2005(平成17)年5月改訂/佐々木榮孝 編著
1958年(昭和33年) | ■7月5日 月刊『貝塚・第78号』に、榧本杜人( 亀治郎 )が追悼文《 小場先生と朝鮮考古学 》を寄稿。 |
---|---|
1959年(昭和34年) | ■1月1日 同人誌『農園No.50』に、奈良修介が追悼文《小場先生の思いで》を寄稿。 ■冬 『秋田考古学』に、奈良修介が《小場先生遺作展に際して》(附年譜略)を寄稿。 ■10月6日 秋田市美術館が『小場恒吉先生遺作展』を開催。(25日迄) ■11月3日 『秋田魁新報』に、新野直吉秋田大学助教授(後に学長)《鳳凰堂と小場教授》を寄稿。 |
1966年(昭和41年) | ■10月 小泉顕夫の斡旋で天理参考館及び同図書館に収蔵なった「小場恒吉氏蒐集及調査研究資料」を参考館嘱託梱本亀治郎(杜人)が整理、翌四十二年八月『目録』を完成。 |
1970年(昭和45年) | ■5月 秋田県では1968( 昭和43 )年明治百年を記念して、『秋田の先覚 』147名を五巻に収録。 その四巻に小場恒吉が掲載。執筆者は小場の教え子長瀬直諒。(舞台美術家) |
1974年(昭和49年) | ■4月1日 『楽浪漢墓・第一冊』発刊。楽浪漢募刊行会。 |
1988年(昭和63年) | ■5月29日
|
1989年(平成元年) | ■5月29日 小場先生の遺作・資料等158件・783点が、長男晴夫氏から秋田市制100 周年を記念して寄贈。秋田市立赤れんが郷土館に一括収蔵。 ■7月9日 寄贈品の一部を同館企画展として『小場恒吉先生資料展』を開催。(8月31日迄) ■7月16日 同館主催、購演座談会『小場恒吉先生を語る』を開催。講師 奈良修介・佐々木榮孝。 |
1990年(平成2年) | ■4月24日 市立赤れんが郷土館企圃展『第二回 小場恒吉先生資料展』を開催。(7月24日迄) ■5月31日 地域文化誌『原点』116号に「小場恒吉先生略々年譜」を佐々木が投稿。 ■6月3日 『小場恒吉先生を偲ぶ会』が次男豊次氏を迎え、33回忌墓前供養と郷土館で座談会を開催。 |
1991年(平成3年) | ■3月25日 『小場恒吉先生資料展図録』を市立赤れんが郷土館が作成。 |
1994年(平成6年) | ■5月29日 『日本紋様の研究に生涯を賭けた 小場恒吉』(B5判66頁)佐々木が私家版として編著。 |
1996年(平成8年) | ■4月 秋田県立博物館では『秋田の先覚記念室』を開設。小場を含む58人が常設展示される。 ■7月5日 『小場恒吉先生と漢詩 宇治懐古』(B5判18頁)佐々木が私家版編著。 |
2000年(平成12年) | ■7月27日 『泥鰻堂コレクション 小場恒吉資料』(B5判20頁 )佐々木が私家版編著。 ■9月9日 『小場恒吉 文様に生きる』と題して、秋田魁新報の土曜文芸欄に佐々木が執筆。翌13年10月27日迄60回連載。 |
2001年(平成13年) | ■5月17日 『考古学史研究・第九号』(京都・木曜クラブ 発行)高橋潔が「関野貞を中心とした朝鮮古蹟調査行程ー1909(明治42)~1915( 大正4 )ー 」で小場恒吉を紹介。 ■6月30日 N H Kではユネスコ世界遺産に登録されることになった高旬麗古墳を『蘇る高句麗壁画・古代朝鮮と日本』を制作。その華麗な壁画紋様から飛鳥時代に遡る文化の交流を見抜き模写に専念した小場の業績が紹介された。佐々木が企画に協力。 ■7・8月 秋田姓氏家系研究会主催公開研修懇話会で『小場恒吉の生涯 』と題して佐々木が講和。 |
2003年(平成15年) | ■7月18日 県立博物館が主催する新野逍吉名誉館長(元秋田大学々長)に依る今年度の『秋田の先覚とその周辺』と題する六回シリーズの中で「小場恒吉の生涯と業績」に就いて講話。 ■9月1日 県立秋田高等学校では創立百三十周年を迎え、同窓会が記念事業として先輩達の中から43名を選び、『先樅録』を刊行。この中に小場は紋様学の権威として収録。執筆は佐々木。 ■10月23日 『考古学史研究・第十号』(京都・木曜クラプ 発行)同クラプ編「私(有光教一)と朝鮮古蹟調査研究」。高橋潔が「朝鮮古蹟調査における小場恒吉」を紹介。 |
2004年(平成16年) | ■3月 『秋田県立博物館研究報告・第29号』新野直吉名誉館長講和実施報告抄に『小場恒吉』が収録。 ■5月28日 小場の模写等の資料732点が長男晴夫夫人三枝子氏から同市建都四百年を記念して寄贈。 |
2005年(平成17年) | ■3月1日 明治31年 (1898)小場21歳の時、田沢湖で描いた「国鱒図」を50年後に精写し赤川菊村に贈呈。更に遺族から県博に寄贈。絶滅した幻の国鱒の特徴が明かに成る。 31日迄特別企画展示公開。 |